よくある質問
Q. どんな服装で行けば良いの?
A. 着替えを用意してございますので、普段着でお越しください。
もちろんご持参して頂いてもかまいませんが、なるべく
綿素材で締め付けのない、ゆったりしたものでお願いい
たします。
首や顔周り、手首も触れますので、アクセサリーや眼鏡、
腕時計も外していただきまのでご協力お願いいたします。
お預かりするためのカゴもございますので、
ご安心ください。
Q. 鍼灸は何にいいの?
A. 実は、肩こり・腰痛・神経痛や関節痛だけではございません。
生理痛、生理不順、生理前後の気分の浮き沈み、冷え症など女性ならではのツラ〜イ
症状、逆子や悪阻(つわり)にも。また、胃腸の調子が不安定で下痢や便秘を繰り返す
方や夜なかなか寝付けない方、夜中何度もトイレに起きるという方には鍼灸施術をお試
しください。
世界保健機構(WHO)が鍼灸施術の有効性を認めた疾患を以下にまとめました。神経系 |
神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、 頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー |
---|---|
運動器系 |
関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症、五十肩、 腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) |
循環器系 |
心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ |
呼吸器系 |
気管支炎、ぜんそく、風邪および予防 |
消化器系 |
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)、 胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾 |
代謝内分泌系 |
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気(かっけ)、貧血 |
生殖・泌尿器系 |
膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎 |
婦人科系 |
更年期障害、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、 冷え性、血の道、不妊 |
耳鼻咽喉科系 |
中耳炎、耳鳴、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、 ちくのう、咽喉頭炎、へんとう炎 |
眼科系 |
眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい |
小児科 |
小児神経症、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、 夜尿症、虚弱体質の改善 |
Q. 鍼灸施術はなぜ効果がでるのでしょう?
A. 鍼灸の効果の研究は、明治末期より様々な研究がおこなわれてきました。
総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として
、中枢性および反射性の筋肉の緊張の緩和、血液およびリンパ液循環の改善などの作用
があり、ひいては生体のホメオスタシス(恒常性)【※生体の内部や外部の環境が変化
しても、その生体の状態が一定に保たれるという生物の性質や状態】に働きかけるので
はないかと考えられています。
また、古くから認められている鎮痛効果の解明もつぎのような説があります。
◎ ゲートコントロール:はり刺激が脊髄において痛みを抑制する。
◎ エンドルフィン:はり刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
◎ 末梢神経のしゃ断効果:はり刺激が末梢神経の痛みのインパルスをしゃ断する。
経穴(ツボ)のはり刺激による痛覚閾(いき)値の上昇による
鎮痛効果。
◎ 血液循環の改善:筋肉の緊張をゆるめて血液循環を整える。
●鍼灸施術が苦手なこと●
癌や細菌感染による病気や早急に外科的手術が必要な病気や怪我には、その適応範囲の限界
がございます。現代医学の検査では「病気」と認められないにも関わらず、つらい症状で困
っているという場合に鍼灸の効果が発揮されます。
Q. 鍼灸施術ってどんなことをするの?痛くないの?熱くないの?
A. 私の場合、はりを皮ふに刺すことはほとんどいたしません。
皮ふにはりの先端を当てているだけですが、気の乱れを整え
て体のバランスを正常に近づけます。そうすることで、本来
のあなたの体にある自己治癒力を高めて同じ症状を繰り返し
にくくします。
また、「お仕置き」のイメージの強く残っている方も多い
お灸ですが、熱いのをガマンする必要のない心地よいお灸を
しております。ご安心ください。
それでも痕が残るのがイヤ、肌が弱いから心配・・・という方には肌ともぐさ(お灸)
の間に“灸点紙(きゅうてんし)”というシールの付いた紙を敷いて痕がついたりするの
を防ぎます。
☆施術についてのページも合わせてお読みください。
Q. 保険は使えますか?
A. 申し訳ございませんが、当院では実費負担ですのでお使いいただけません。
ですが、医師の診断によって鍼灸、マッサージの施術が必要と判断され同意書の得られ
た症状に限っては保険診療の適用も可能です。同意書は当院で用意いたしますが、まず
はかかりつけの医師にご相談ください。
保険適応となる対象症状は、
《鍼 灸》
・神経痛
・リウマチ
・頸腕(けいわん)症候群
・腰痛症
・頸椎捻挫後遺症
※同じ疾患(病気)で病院・医院と当院との健康保険の併用はできません。
※健康保険を使わず鍼灸治療をお受けになる場合はこの限りではございません。
《マッサージ》
・筋麻痺など
・関節硬縮など
※病名によることなく上記の症状が対象となります。
(例として:脳血管障害後遺症、パーキンソン病、糖尿病など)
Q. どのくらいのペースで通えば良いの?
A. お体の状態や、症状の程度、長期(慢性)的なものと急性のものとで違ってきますが
初めのうちは週に1度のペースが理想的です。
痛み方が強い場合は週に2度のペースでお越しいただくこともございますが、症状が
楽なっていく様子やお体の変化が安定していく様子をみながら、通っていただく間隔
を空けていきます。
(例えば、2週に1度、ひと月に1度、という風に)
Q. どのくらい通えばいいの?
A. お一人お一人のお体が違うように、同じ症状で同じ施術を行ってもそれぞれ身体の反応
も異なります。快復に向かうペースも異なります。はっきりとした回数を申し上げるこ
とはできませんが、目安としてお伝えすることは可能です。
予定が立てづらいから参考までに、という方はお気軽にお申し付けくださいませ。
Q. 予約をいれないと受けられないの?
A. 当院は、受付から施術、会計までわたくし1人でおこなっております。
みなさまの大切なお時間を待ち時間で奪わないため、またゆったりした気持ちで施術を
受けていただくため予約優先制にしております。
当日予約も承っておりますので、直接お越しくださる前に、一度お電話ください。
Q. もみ返しはないの?
A. マッサージではありませんのでご心配に及びません。ただ、施術は大変おだやかなもの
ですが初めてお受けになる方の中には、施術後しばらくして体のだるさなど感じるかも
しれません。
そんな時は、いつもより水分を多めに摂って無理をせずゆっくりしていてください。
※症状のことで何か不安なことがございましたら、すぐにお電話ください。
※この場合の水分とは、味や甘みのついた飲み物ではなく、白湯や常温に近いミネラル
ウォーターがおすすめです。